フクちゃん2017/02/12 09:54

フクです。
大変寒い日が続く多摩川の河川敷。写真のフクちゃんは3回目のご挨拶。怯えて近づく事を拒絶しています。どうやら社会性に乏しいようです。まずはトラウマにならない程度に近づき、回数を重ねて、徐々に慣らして行く事が大切。社会性は学習なので必ず身に付きます。フクちゃんも初回はチョッと匂いを嗅いだだけ。2回目はしばらく傍に居ても許してくれました。そして今回はおやつのプレゼントに応じてくれました。おやつを食べれば学習は一気に加速します。
学習とは二つの選択肢を判断する時、過去の経験で正の結果が強いか、負の結果が強いかを選択する事に他なりません。正の結果とは「褒められた。」「飼い主が笑顔を見せた。」「おやつが貰えた。」など一般的に言うと「良い事が起きた」と言う事です。負の結果とは正の逆ですから「飼い主に叱られた。」「痛い思いをした。」「飼い主が犬に関心を示す態度を取らなくなった。(無視された)」などです。躾は選択する機会を犬に与え、正の強化を繰り返す事で身に着きます。フクちゃんも知らない犬や飼い主さんに近寄ると良い事が起きると経験すれば、恐怖する事なく、一緒に居られる様になるでしょう。
河川敷のワン友さん達は皆さん、おやつを持参し正の強化に努めています。結果、我が家のアル君もそうですが、河川敷に行きたい。「あそこに行けば良いことがあるから。」と言う事になります。本来、群れで生活するオオカミの子孫が犬です。しかし、飼養するとなれば1頭か2頭が普通でしょう。人間との社会性は学習できますが、犬同士の社会性を学習する機会は中々得られません。河川敷のように大量の犬が集まって走ったり、ジャレたりすることは犬の社会性を身に着ける学習の機会を飛躍的に増加させる事になります。
さて、注意する事があります。犬の中にはアレルギーを持つ犬が居ます。また、体調を崩している事もあります。だからおやつを与える時は必ず飼い主さんに「おやつをあげても良いですか?」と声をかけてください。
それからもう一つ。負の結果の中に「飼い主に無視された」という事を記しました。実は飼い主が気づかぬ内に負の強化をしているケースが多々あります。室内で犬が大人しく寝ている時に目が合ったら、無視せずに「大人しくて良い子だね。」と優しく笑顔で声をかけてください。室内では穏やかに過すという学習について正の強化になります。
フクちゃん。早くみんなと楽しく遊べるようになると良いね。